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商品のお取り扱いについて
長くご使用いただくためにご留意いただきたいこと
鍵を掛けるときは、キーやサムターンをきちっと最後まで回してくださ
い。デッドボルト(かんぬき)が出て鍵が掛かります。ハンドルやノブを
操作して鍵が掛かったことを確認してください。
キーの抜き差しや回転操作が悪くなった時は、やわらかい鉛筆の芯
や黒鉛粉、またはシリンダー専用潤滑剤(写真)を使用してください。
鉛筆を使用する場合は、キーの切り込み面を鉛筆でなぞったあと、
キーで抜き差しを数回おこなってください。
絶対に、鍵穴には油を注さないでください。注入直後はスムーズに
作動しても、時間が経つとホコリを吸着し、かえって動きを悪くしてし
まいす。
鍵穴に、針金やマッチ棒などの異物をを入れないでください。
異物が詰まるとキーの操作ができなくなります。
錠、ストライク、ハンドルまたはノブの取り付ネジに緩みが生じた時は、
ネジを締め直してください。
錠は分解、改造をしないでください。バネなど中の部品が飛び出して
思わぬケガをしたり、正しく組み立て直すことができなくなったりします。
扉に経年変化による垂れ下がり、反り、曲り、歪みなどが生じて枠と接
触した場合、錠がスムーズに動かない場合があります。扉全体として
の修理が必要ですので、速やかに建築物の管理責任者、施行業者
または建具メーカーへ修理をご依頼ください。
錠のフロントやストライクの表面に保護シートがついている場合は必
ずはがしてください。そのまま放置されますと、保護シートについている
糊などが、さびの発生や、変色の原因となる場合があります。
ホームセンターなどでコピーしたキーを使用すると、キーの抜き差しや
回転操作が悪くなる場合があります。シリンダーに悪影響を及ぼすこ
とがありますので、当社の純正キーをご使用ください。
お手入れについて
長期間、掃除しないままにしておくと、表面に付着した汚れが、しみや
腐食の原因となります。汚れが軽いうちに掃除してください。通常、掃
除の目安は月に1~2回程度です。
海岸地帯や交通量の多い道路沿いでは、塩分や排気ガスによる汚
損が進みやすいので、通常よりまめなお手入をお心掛けください。
お手入れ方法
商品の損傷、さび、腐食、変色などを防止するために次のことをお守り
ください。
●やわらかい布で、から拭きしてください。
●ゴシゴシ強くこすらないでください。
●落ち難い汚れの場合には、中性洗剤を薄めた液を使い、やわらかい
布またはスポンジで洗ってください。洗った後は、洗剤の成分が残らな
いように十分に拭き取ってください。
●中性洗剤で洗う場合は、液がシリンダーや電気錠の電装部品にか
からないようにご注意ください。
●サンドペーパー、硬いブラシまたはシンナーなどの有機溶剤を使用
しないでください。
※
補修用部品の保有期間は、商品の生産中止後10年間です。
補修方法および部品の供給方法は商品ごとに異なりますので、当社
営業担当、もしくはショールームまでお問い合せください。
シリンダー専用潤滑剤