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W
ワイヤーを巻きとった状態
R
1
σ
1
W
ワイヤーを引き出した状態
R
2
σ
2
W :出力
σ :バネ内部応力
R :出力点の半径
R
1
<R
2
σ
1
<σ
2
■
鋼製・アルミサッシ・木製窓・黒板等の上げ下げに使用します。
■
2台(左右1組)で使用します。左右勝手がありますので、ご注文の際
は右勝手・左勝手各1台ずつご発注ください。
室内側から見て右側が右勝手、左側が左勝手です。
■
MIWA式バランサーの原理
バランサーの出力Wは、バネの内部応力σと出力点の半径Rで次式の様に表さ
れます。
W=̶
ワイヤーを引き出すにつれて、ゼンマイがまかれ、ゼンマイの内部応力σは増
加します。一方、出力点の半径Rはワイヤーが引き出されるにつれて、大きく
なっていきます。
したがって W=̶=̶=一定
となり、窓をバランスさせることができます。
バランサーをお選びになる場合に
1. まず障子の重量、障子の上げ下げストロークを正確に計算して、それに適合する数
値の型式を選んでください。この場合ストロークにはなるべく大きな余裕をとるよ
うにしてください。
2. 次にこの型式の中から、バランサー本体を収める型材の寸法に合った本体寸法の
型式を選んでください。
3. 実際に使用するストロークと最大ストロークとの差が大きい方が耐久性が増します。
4. ワイヤーおよびスプリングは消耗品なので、使用中に破断することがあります。
バランサー
スプリング
バランサースプリング
■
納期:受注生産品
●
(P4参照)
σ
R
σ
1
R
1
σ
2
R
2
■価格表:P98参照
バランサー(右側用)
バランサー(左側用)
バランサー(単装)取付イメージ
※バランサーはサッシに埋め込んで取り付けます。
実際には外からは見えません。
窓がどの位置にあっても、常に一定の出力
が出せるバランサーです。
バランサー(連装)イメージ