美和ロック MIWA 2015年版カタログ - page 880

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対震
ストラ
イク
対震ストライク
対震ストライクとは?
地震のとき建物は変形しますが、ドア枠も建物と同様に変形します。ドア枠が変形してもドアを開けることができるように考慮
されたのが、対震ストライク(錠受け)です。
■扉が上下した場合
ドアの開閉に影響を及ぼす変形の方向には2種類あります。錠前側から丁番側への変形(プラスの変形)と、丁番側から錠前側
への変形(マイナスの変形)です。どちらの場合もストライク(錠受け)とデッドボルト(かんぬき)がせり合ってしまい、解錠
するのに大きな力が必要となってしまいます。
ドア
変形の方向
ドア枠
デッドボルト
ラッチボルト
ドア枠
ドア
変形の方向
【プラスの変形の場合】
【マイナスの変形の場合】
対震ストライクはデッドボルト(かんぬき)に追従して上下するので、ストライクとデッドボルトがせり合うことなく、ドアを開
けることができます。
【通常時】
【プラスの変形の場合】
【マイナスの変形の場合】
■ドア枠(たて枠)が一部変形した場合
ドア枠と扉が押し合う形に変形した場合、ストライク(錠受け)とデッドボルト(かんぬき)がせり合ってしまいます。
ドア
ドア枠
変形の方向
対震ストライクの出っ張り部分が潰され、ストライク(錠受け)とデッドボルト
(かんぬき)がせり合う力を逃がすので、ドアを開けることができます。
【通常時】
出っ張り部分
【変形時】
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