398
場所による
非常錠の
選定方法
場所による非常錠の選定方法
■
非常口に適した錠前
非常錠を選定される場合には、各地域の火災予防条例に従って
錠前をお選びください。ただし、非常錠の決定は各現場ごとの
消防計画により、総合的な見地より判断される場合もあります
ので、必ず所轄の消防署予防課担当官に事前に確認していただ
くようお願い申し上げます。
■
非常開装置の開放方法（ーE型の場合）
①プラスチックカバーを外す。
②緑色のツマミを矢印の方向に回す。
③扉が開放できる状態になる。
■
非常口に適した金具
両開き扉・親子扉の防火扉にラッチを設ける場合には、親扉
を開けると連動して子扉が自動的に解錠し開放可能となり、
親扉を閉めると子扉が自動的に固定するフランス落しの構造
とすることが望まれます。それには、自動フラッシュボルト
AFB02型（P492参照）が適しています。
■
左右勝手があります
フロント（戸先）側から見て、非常開装置を装着する側の左右
をご指示ください。（非常開装置が右側の場合は右（R）勝手、
左側の場合は左（L）勝手になります。）
ー2EDEの場合は「シリンダー付」が装着する側の左右をご指
示ください。ー4EEの場合は左右勝手不要です。
非常開装置
左勝手（L） 右勝手（R）
非常開装置
左勝手（L） 右勝手（R）
非常開装置
非常開装置
■
非常開動作はJLMA規格のーP□に示してあります。
●
ツマミ回転タイプの
左右勝手の見方
●
プッシャータイプの
左右勝手の見方
ワンタッチ非常開装置付の場合は、フロント（戸先）側から見て
ワンタッチ非常開装置を装着する側の左右をご指示ください。
□を表す記号
記号
錠前の種類
1
キーを用いず、屋内から開放動作で解錠し、かつ開放する非常
専用錠。（ワンタッチタイプ）
2
キーを用いず、ひとつの動作で容易に解錠できる非常専用錠。
（非常開装置付）
3
キーを用いず、ひとつの動作で容易に解錠できる錠。（ノブ
やサムターンに樹脂カバー付）
開放方法
プレートを押すとデッドボルトが
引っ込み解錠、開放できます。
プラスチックカバーを外して緑色
のツマミを回し、ハンドルを回す
ことにより開放できます。（本締
錠のみの場合はハンドル操作は不
要）カバーを割って使用するタイ
プもあります。
円筒状のプラスチックカバー奥の
サムターンを回して解錠し、さら
にハンドルを回すことにより開放
できます。（本締錠のみの場合は
ハンドル操作は不要）
適合錠
本締錠 箱錠 グレモン錠 引戸錠 電気錠
DAーEP
AL3MーEP
DAーE
DAーM
DHーM
LHS（A）ーE
MHS（A）ーE
LAーE
MAーE
LATーE
LALーE
UUTーE
HMーM
145HMーM
MHSーM
MHTーM
MAーM
LHSーM
LHTーM
LAーM
GT60ーE
GT50ーE FG3ーE
AUSーE
AUTーE
AUTAーE
AL3MーE
扉開放状態
①
②
③
ツマミを
回す
カバーを外す
