917
日本
ロック
工業会
規格
6.
施錠方法
施錠方法とは、施錠の主体となる方法。施錠方法を記号(番号)に
する。施錠方法を6通りに分類し、表ー3に示す。
8.
記号の表記方法
錠の機能と通行区分を指示する場合は、以下の表記をする。表ー2、
表ー3、表ー4を用いて次のように表す。
7.
錠の形状
錠の形状を、取付けの形式により区別し記号にする。錠の形状を
9
通りに分類し、表ー4に示す。
1)
機能記号の基本型
2)
システム端末機の機能記号
(1)
電気錠……Eで表す。
□ □□ □ーE ①②
は電気的機能を示す。
3)
非常錠の機能記号
(1)
非常錠……Pで表す。
□ □□ □ーP ①
(2)
電気ストライク……ESKで表す。
□ □□ □ーESK ①②③
①、②
は電気錠と同じ。③は、組合せ出来る錠の種類を示す。
(3)
枠付電気錠……ESTで表す。
□ □□ □ーEST ①②③
①、②
は電気錠と同じ。
表ー3 施錠方法による分類
0
施錠不可
1
キー及びサムターン等で施錠
2
自動施錠可能
3
常時自動施錠
4
自動施錠可能+デッドボルト
5
常時自動施錠+デッドボルト
表ー4 錠の形状
表ー5 ①部に示す記号
1
通電時施錠型
2
通電時解錠型
3
瞬時通電施解錠型
4
瞬時通電解錠型
5
モーター式施解錠型
表ー6 ②部に示す記号
1
扉の開閉信号と錠の施解錠信号
2
錠の施解錠信号
3
閉扉かつ施錠信号
表ー8 ①部に示す記号
1
キーを用いず、屋内から開放動作で解錠し、かつ開放できる非常専用錠 ※1
2
キーを用いず、̶の動作で容易に解錠できる非常専用錠 ※2
3
キーを用いず、̶の動作で容易に解錠できる錠 ※3
表ー7 ③部に示す記号
1
デッドロッキングラッチのみを有する錠
2
デッドボルトのみを有する錠
3
デッドロッキングラッチとデッドボルトを有する錠
4
ラッチとデッドボルトを有する錠
施錠方法
通行区分
錠の形状
キー及びサムターン等で施錠
ビル出入口
箱錠
C 04 1
記入例
箱錠 インテグラル錠 円筒錠 チューブラ錠 面付錠
C
I
B
T
R
引戸錠 引違戸錠 ガラス扉錠 面付引戸錠 グレモン錠
H
S
G
M A
注釈)
引戸錠…………引戸の戸先部分に取付ける錠
引違戸錠………引戸召し合わせ部分に取付ける錠
ガラス扉錠……強化ガラス扉の上下のフレームに取付ける錠
グレモン錠……ハンドル操作により、最低2ヶ所以上のロッド(又は
デッドボルト)をエアタイトの目的で出し入れする錠
※1
ワンタッチタイプ
※2 
非常解錠装置付
※3 
ノブやサムターンの樹脂カバー付