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錠前の
お手入
れの
お願い
錠前の表面材は主にステンレス、アルミニウム、黄銅などですが、錆びにくいと言われるステンレスといえども、煤煙や塵、埃、泥
などの汚れをつけたまま放置致しますと、化学的・電気化学的反応で表面が浸食され錆びます。特に黄銅は容易に酸化され黒変しま
すので表面に保護膜が塗られており、それが変色を防いでいますが、表面を傷つけたり、汚れをつけたまま放置しますと、変色しま
す。錠前をいつまでも美しくお使いいただくためには、定期的なお手入れが肝心です。やわらかい布で、汚れに応じて次のようなお
手入れを行ってください。
水では落ちにくい汚れのお手入れ ①②③ を行ってください。
風雨がかかった後のお手入れ
②③
を行ってください。
軽い汚れのお手入れ(定期的な掃除) ③ を行ってください。
汚れの程度によるお手入れの方法
工事店様へ
錠前の養生とお手入れのお願い
工事中に錠前の表面に傷をつけたり、塗料、モルタルなどを付着させますと、製品が腐食・変色します。
工事中の取扱いと手入れを上手に行ない、お客様へ美しい状態でお引渡しください。
養生前のお手入れは上記のお手入れの方法に従って行ってください。
①
中性洗剤を含ませた布で水拭き。 ② 水拭き。
③
乾いた布で乾拭き。
中性洗剤 やわらかい布
薬品や硬いブラシ・タワシ等は使用しないでください。
中性洗剤を使用した場合は、洗剤の成分が残
らないようにきれいに水拭きしてください。
やわらかい布
乾いた柔らかい布で水
気を完全に拭き取って
ください。
ゴシゴシと強くこすらないでください。
塗料の付着
モルタルの付着
【
工事中の養生例】
ビニールフィルムや
梱包内在を利用して
錠前を覆う。
そして紙テープ等で
止める。