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■切込外観図:P464参照 ■価格表:P98参照
PPL
4.
美和ロックの防火戸関連製品
(1)
プッシュプル錠
PPLシリーズ P446〜P448
ホテルの宴会場や会議室、框ド
アなどにご使用いただけるラッ
チ付きのプッシュプルタイプの
グリップハンドル錠です。
このプッシュプル錠は株式会社
ユニオン様との共同開発の製品
です。
(2)
自動フラッシュボルト
AFB02型 P498
両開き扉の子扉に取付けます。
自動フランス落しとも呼ばれて
おり、親扉を開扉すると子扉
が開扉可能な状態になります。
また親扉を閉めると子扉も自動
的に上下がロックされます。
PPL
SERIES
プッシュプル錠
大臣認定の防火戸にはラッチ付の錠が最適です。
1.
大臣認定の防火戸とは
防火区画に開口部を設ける場合には、
特定防火設備
(
旧甲種
防火戸)の使用が義務付けられています。特定防火設備は建
設省告示第1369号に定める構造方法を用いる防火戸の他に
仕様ごとに個別に試験し国土交通大臣の認定を受けたもの
(
大臣認定)が使用できるようになっています。
2.
大臣認定の認定試験について
(1)
建設省告示第1125号(甲種防火戸の試験方法)が廃止
され、ISOの国際規格に準拠した試験方法になりまし
た。試験は耐火標準加熱曲線に沿って加熱され、1時間
当該加熱面以外の面に火炎を出さないことが求められ
ます。
(2)
試験は通常、戸を閉めデットボルトを掛けない状態で
行われます。従って現状ではラッチのないものは火炎
の内圧で戸が開いて危険なため、ラッチを掛けた状態
で試験を行うことが望ましいと言えます。
3.
ホテル等の宴会場や会議場の扉
ホテルなどの施設で宴会場や会議場などに大臣認定の防火戸
を使用するケースが増えています。使用する錠前は一般のラ
ッチ付きのケースロックであれば全く問題ありません。しか
し、デザイン性の高いグリップハンドルを使用する場合は
ラッチ付きのプッシュプル錠であることが必要となります。
また両開き扉の場合は、自動フラッシュボルトや閉鎖順位調
整器の取付けも義務付けられました。
PPLT3053A型
上部ユニット
AFB02ーU型
デッドボルト部
下部ユニット
AFB02ーD型